婚活市場で注目のあの職業の男女は、どんな恋愛&結婚観を持っているの?
居酒屋に呼び出し、酔った勢いで本音を語ってもらおう!!
【第8回】
母性の塊!?
「保育士女子」のホンネ(後編)
第8回は前回に引き続き「保育士女子」! 子供が大好きで母性溢れる女性…という印象を抱きがちだが、日々様々な家族を見ている彼女たちは、どんな結婚生活を求めて婚活をしているのだろうか?
【参加者プロフィール】
★アプリ(25歳):首都圏県内の私立保育園勤務。0歳児クラスを担当している。同世代の保育士の寿退職が相次ぎ、結婚願望に火が付く。現在7つのマッチングアプリを使い倒す。年収280万。
★干物(27歳):都内公立保育園勤務。年長クラスを担当。園児から「先生大好き」と言われると満足してしまい、恋愛のテンションは少々薄れているという。年収300万。
★本気(30歳):都内私立保育園勤務。3歳児クラスを担当。30歳を超えて本格的に将来に焦り、婚活に本腰を入れる。年収320万。
「男性を園児と比較」!? 保育士女子のここだけの話!
——だいぶお酒も進んできたところで…これまでの婚活の失敗談などありますか?
本気:私はかつて完全にダメ男製造機だった。普段子供とばっかり接してるから、ちょっと話が通じるだけでめちゃめちゃ優秀に感じて。同い年の居酒屋フリーターが運命の人だと信じて、彼が深夜のシフトの時に家事全部やってあげたり、朝ご飯作って待ってたり…。楽しい日々でしたね。
アプリ:めっちゃ遠い目(笑)!
本気:その彼の甘えが度を越してきて、お金もせびるようになっちゃったんだよね。私もそんなに稼いでなかったし、将来を考えたら「ダメ男製造機」とか笑ってらんなくなって、すっぱり別れた。
干物:男性に対して求めるもののハードルが園児レベルってのは納得です。去年まで付き合ってた人に浮気されたとき「も〜! ダメでしょ〜?」って思わず子供に怒る口調になっている自分に驚きました…。
アプリ:私は「大人なんだからこれくらいしてよ」って男性に対して逆にシビアですね。1分の遅刻でも許さない。
干物:厳しい…!
アプリ:だからダメ男とは付き合ったことないですよ! まぁ、結局は園児と比較してるってことになるかもしれないけど(笑)。
——婚活をする上で、保育士の武器ってありますか?
干物:合コンで会社員の友達よりも注目を浴びられる。「優しい」っていうイメージが先行してるからウケもいいし、「実際大変でしょ?」とかって聞いてくれる。保育問題にスポットが当たってる今は目立てるチャンスですね。
アプリ:わかる! いま周りがすごく労わってくれる風潮ですよね(笑)。この保育士が大変って風潮の時に生活の面倒を見てくれる男性と結婚しなきゃ!!
本気:あと子供は何人欲しいみたいな話題も最初から出しやすいよね。「私自分でも子供はたくさん欲しくて〜」とか、仕事の話から自然な流れで子育て観をすり合わせできる。親しくなってからそこの価値観がズレてたっていうミスマッチは起こりづらいです。
——最後に、保育士女子と結婚したらどんな生活が待っているか、男性にアピールをどうぞ!
本気:男性を見る目は甘めなので、きちんと働いていれば、多少日常生活の能力が低くても気にしません! 優しいですよ(笑)。
干物:日中子供と走り回ってるので、実は体力があって健康です。多分結婚したら元気な奥さんになると思います!
アプリ:当然子育て知識は豊富。「子供とこの手遊びで遊んで」とか「この時間は公園で遊んで」とか、協力して欲しいポイントは明確に指示できます。子供の笑顔に囲まれた暖かい家庭を築きましょう!!
——皆さんいいお母さんになりそう! 今回は色々と本音を語っていただき、ありがとうございました!
【座談会から導き出した! 婚活市場の「保育士女子」ってこんな人】
性格:母性本能が強く優しい。ただし経済面はシビアに見ている。
相性の良い男性:日常生活は女性に面倒を見てほしい、収入の安定した男性。
落とし方:まずは保育士の大変さを理解し労わること。「子供と遊ぶのが仕事っていいなあ」など間違っても言ってはいけない。仕事も子育ても舐めていると思われてしまう。保育問題の渦中にいるため、選挙への参加も重要。「投票日の夜空いてたらごはんどう?」と高級ディナーに誘い、社会への意識と財力をさりげなくアピールすべし。